ガソリン車と電気自動車って違いが何でしょうか。

ガソリン車はガソリンタンク付きで、ガソリンタンクをエネルギー源として、内燃機関から駆動力を作って、ホイルを回転させる機械です。電気自動車は、バッテリ付きで、バッテリをエネルギー源として、電気モーターから駆動力を作って、ホイルを回転させる機械です。電気自動車のガソリンタンクはある意味、バッテリです。なぜなら、ガソリンタンクから燃料を内燃機関に流す代わりに、バッテリからは電気をモーターに流しています。電気自動車の燃料はバッテリの電気です。ガソリンエンジンは燃料の噴射タイミング、噴射量を時々刻々に緻密に制御しているに対して、電気自動車ではインバーターで電気の位相、電流を緻密に制御しているのです。エンジンは燃焼室で燃料を燃焼して圧力を上げて、ピストンを往復運動させるに対して、モーターは巻き線に電流を通過して回転磁界を発生して、ローターを回転運動させるのです。

とある宇宙人が地球を訪問してくれれば、電気自動車とガソリン車は同じものだと理解してしまう可能性が高いと思っております。

よく注目されているのは、リチウムイオン電池は熱暴走する可能性があるところです。ガソリンタンクは外部衝撃を受けて、引火物が存在しているときに爆発する可能性がありますが、現代ではガソリン補充と消耗中には爆発の可能性がほぼないです。なぜなら、液体の燃料が移動するときに、発熱はしないし、そもそも液体であるため、燃料を移動させる機構（パイプ、ポンプ）にダメージを与えることがないです。ところが、リチウムイオン電池は電気（すなわち、リチウムイオンと電子）が移動するときに、移動速度は常に光速であるから、機構（セパレータ、電極）は常にストレスを受けている、時間が経過すればストレースが積み上げると、亀裂、変形など大きいダメージが顕在になります、最悪の場合はデントライトが成長して、内部短絡が起きることに至ると、熱暴走が発生します。